花咲くいろは 第６話「Nothing Venture Nothing Win」（５月２週 火曜日）

縁の紹介で、経営コンサルタントの川尻崇子が喜翆荘を立て直すべく現れる。
崇子は毎月のように来ているらしく、他の従業員たちはウンザリ気味だが、初めて会った緒花は崇子の提案に興味津々。
菜子も巻き込んで、崇子の用意した大胆な服装での接客にチャレンジするが、お客さんを驚かせて迷惑をかけるだけに終わってしまう…。

その夜。落ち込む縁と話をした緒花は、縁なりに旅館のために一生懸命なのだと知る。
そんな緒花を、電六は屋根裏の物置に連れて行く。
そこには色とりどりのたくさんの着物が。これらは昔、女将さんが考案して試したコスチュームなのだという。
緒花と菜子は、その着物の上にエプロンを着て接客。かつて女将さんが着ていた懐かしい衣装を見られて、馴染みのお客さんたちは嬉しそう。
そして女将さんも、そんな緒花たちの姿を見て昔の自分を思い出し、少しだけ優しい表情を見せるのだった…。


経営難の喜翆荘のため、セクシー衣装で『特別接待』する菜子ちゃんと緒花…。
次郎丸先生、次回作のいいネタができたんじゃないですか！

それにしても…。セクシー衣装を着て胸を揺らす菜子ちゃんは、ホントたまりませんね。恥じらいの表情が余計にそそります。
崇子の用意した衣装の中にはスク水もあったけど、菜子ちゃん的にはそっちの方が抵抗なかったかも？普段から着慣れてるでしょうし、菜子ちゃん的にはもはや私服みたいなものでしょう。
まあ、さすがにスク水で接客してたら変態すぎますが…。
でも、せめて風呂掃除の時だけでも着てみたらいいんじゃないですか？ねっ女将？

そんなわけで、今回はコスプレ回。
若旦那は自分を励ます緒花の姿に姉の姿を重ね、女将は緒花のチャンレジ精神に若い頃の自分の姿を重ね。
似てないようでも、やっぱりみんな血が繋がってるんだなーと感じさせられました。
女将さんも若い頃は緒花みたいに可愛かったんでしょうかねえ。
しかしそうなると、緒花は大人になるとママみたいな女になる可能性が…。
孝ちゃんは責任重大ですね。緒花を正しい方向に導いてくれませんと…。
でも孝ちゃんは明らかに尻に敷かれそうなタイプだからなあ…。

やってることは少々アレでしたが、若旦那は喜翆荘のことを思って一生懸命。
おそらく崇子にも悪気は無くて、本気でいいアイディアだと思ってやったことなのでしょう。
今回は崇子が完全に悪役扱いで、ちょっと可哀想な気もしましたが、次に登場する時には崇子の評価が上がるような描き方をしてあげてほしいですね。

そして今回の徹さんは…。緒花たちが衣装を選んでる姿を覗き見したり、和風メイド姿の緒花たちの姿を思い出してニヤニヤしたり…。
引き抜き騒動の件をきっかけに緒花のことを気にするようになったのか…。
でも、コスプレマニアなだけというオチも十分ありそうな気がする。
思えば、緒花がはじめて学校の制服着た時にも、制服が放つスメルを敏感に感じ取ってちょっかい出しに来てたし…。
徹さんがコスプレマニアだと判明したら、今度こそ民子もコスプレ大会に参加してくれるのかな…？