花咲くいろは 第８話「走り出す」（５月４週 火曜日）

週末だというのに、喜翆荘はお客さんが一組だけ。
徹は知人の結婚式に出席して休み。菜子も休み。それでもまったく問題ないはずだったのだが、常連客や飛び込み客がいきなり７組も殺到し、一気に人手が足りなくなる。
さらに、女将さんが突然の発作に襲われ入院することに…。

縁はこのピンチを何とかしようと崇子を呼ぶ。崇子が言うには、温泉を評価する雑誌の覆面記者が紛れ込んでいるのではないかとのこと。
次郎丸の観察眼を使って、どの客が記者なのかを予想。
その記者を優先的にもてなすよう指示が出されるが、緒花は納得がいかない。
特定のお客さんを差別するようなやり方を、女将さんが許すだろうか…？
緒花はとにかく人手不足を解消するために菜子に連絡。
民子は徹にも電話したが繋がらないという。
そこで緒花は徹を直接連れてくるべく、結婚式場へと走り出すのだった！


さすがの徹さんも、スーツ着て結婚式に出席する時にはReyの歌を爆音で流したりはしないんですね。

お客さんが多すぎてちゃんとサービスできないならお断りするのも止む無し！
…などと言いながらも、お客さんがたくさん来てくれて嬉しそうな女将さん。
久しぶりに仲居の仕事もできそうで、グルグル肩を回して張り切ってるところがなんだか可愛らしかったですが、そんな女将さんを襲うアクシデント、そして喜翆荘が絶体絶命のピンチに…。
そこに颯爽と登場した崇子さん、前回の汚名返上のチャンス！
…と思ったら、余計に印象を悪化させてしまいましたね…。
人手が足りなくてやれることが限られてるのならば、物事に優先順位をつけて対処する。考え方としては間違ってないけど、旅館の評判のために特定のお客さんを優先するなんてのはサービス業としては最低のこと。
緒花ですら分かることを若旦那が分かってくれていないのは残念でした。
なぜ若旦那はそこまで崇子さん至上主義なのか…。
そもそも、この状況で崇子さんに頼ろうとするその発想が謎ですね。
ふくやにヘルプを頼むべきだったのでは？徹さんを貸した件もあるし、困った時はお互い様で、ふくやも快く協力してくれたと思いますが…。

まあとやかく言っててもしょうがない。とにかく今は徹さんを連れてきて、人手不足を解消しつつ蓮さんを立ち直らせるしか道は無い。
そしてこの忙しい時に、孝ちゃんまで喜翆荘にやってくる…？
一度にイベント起きすぎだよ、まったくもー。いっそのこと孝ちゃんも喜翆荘で働いちゃう？どうせ緒花と結婚したら一緒に喜翆荘を継ぐわけだし、今から仕事覚えても損は無いんじゃないかな！