昔の正義感溢れるキバオウさんと今の悪党に成り下がったキバオウは別人。
キリトがキバオウのことをちゃんと覚えていたとは意外でしたが、１層のボス戦はキリトにとっても印象深い出来事だったのでしょう。

まあ、名前だけ登場の出オチ要員キバオウのことはさておき。
ユイの正体は、プレイヤーのメンタルケアを担当するＡＩプログラムでした。
確かに、ユイが傍にいてくれたらどんな荒んだ心も癒されそうです。
ゲームの運営ＡＩカーディナルに逆らったために消されそうになったユイでしたが、キリトがプログラムに介入してユイのデータをオブジェクト化して保存するという離れ業を披露。こんなんチーターや！と言いたくなりますが、キリトは茅場信者ゆえに茅場の組むプログラムの特徴とかを詳しく理解していて、それでこういうことが瞬時に実行できたのかな。
圏内事件の時にも、「このゲームはフェアな仕様だから」みたいなことを言って茅場信者っぷりを見せていたキリトでしたが、ユイのオブジェクト化の時には茅場に対する怒りを爆発させてましたね。
『娘』の命が危険にさらされて、さすがのキリトにも茅場への不信感が生まれたか。今回のエピソードは、キリトにとって、ひいてはＳＡＯにとっての大きなターニングポイントになるかもしれませんね。