今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?18
さて、『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』さんのところで開催中の企画『今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?18』に参加させていただきますよ。
今回の対象作品は9本です。
今回の対象作品は9本です。
●氷菓 【総合点:24】
【ストーリー:3】
推理ものとして面白かったのは最初の2本くらい。終盤は1話完結の短編がずっと続いて物足りなかった。
中盤以降は各キャラクターの悩み等も描かれましたが、その内容があまり高校生らしくなくてリアリティに欠け、ふーんという感想しか抱けませんでした。
【キャラクター性:5】
えるという天使がここに降臨。
【画:5】
映像の質感が他作品とは別次元。
【演出:4】
推理の内容を視覚的に分かりやすく表現したり、えるの天使っぷりを神々しく演出したり。
【音楽:4】
1stOPが爽やかで好き。予告のBGMも印象に残ります。
【総合的な評価:3】
映像としては最高レベル。学園祭の楽しそうな雰囲気、奉太郎とえるの初々しい恋模様など、日常もの・ラブコメものとして見た方が楽しめるかと思います。
●TARI TARI 【総合点:25】
【ストーリー:3】
和奏が歌に向き合えるようになるまでの展開は丁寧に描かれていたが、終盤の廃校イベントはやや唐突で、強引な印象。
それでいて、『廃校になる』ということよりも『文化祭が中止になる』ということにばかり焦点が当てられていたのが何とも…。
【キャラクター性:5】
サブキャラも含め、みんないい味出してました。
【画:4】
P.A.WORKSらしい安定した作画と美しい背景。
【演出:4】
合唱部の話なだけあって、歌を効果的に使った見せ方がされていました。
【音楽:5】
作中で使われる合唱曲がとにかく素晴らしい。
【総合的な評価:4】
全体的に高水準でまとまった作品。主演のこの5人が集まったことが奇跡です。
●ゆるゆり♪♪ 【総合点:23】
【ストーリー:3】
1期に比べて百合要素が露骨になりすぎてる感があり、それが自分的には不満。
櫻子の姉に恋人がいることが発覚した時に、向日葵が「彼女さんがいるの?」みたいなことを言い出したのはちょっと引きました。
【キャラクター性:5】
相変わらずちなつは天使。りせ会長はMORE DEBAN。
【画:4】
安定してます。
【演出:3】
ちょっとワンパターンになってきたかな…。
【音楽:4】
OPよりEDが好き。
【総合的な評価:4】
面白いのは間違いないんですが、レズであることが当たり前みたいな世界観にされてしまったのは3期に向けての不安材料。
●恋と選挙とチョコレート 【総合点:14】
【ストーリー:2】
選挙関連の描写が意外としっかりしていて、皐月のエピソードが丁寧に描かれた中盤までは面白かったですが、終盤は超展開の連続で視聴者置いてきぼり、一気に評価を下げてしまいました。
【キャラクター性:2】
いてもいなくても問題無いような扱いのキャラが多い…。そしてメインヒロインの千里にまったく魅力を感じられないまま終わってしまいました。
【画:3】
原作の独特な雰囲気のキャラデザをなんとか再現しようという努力は感じられました。
【演出:2】
印象に残るものは特に無し。
【音楽:3】
悪くは無い。
【総合的な評価:2】
衣更の壮絶ないじめイベントを描いておきながら一切解決せず終わるというのはなかなかヒドイ。
●この中に1人、妹がいる! 【総合点:18】
【ストーリー:2】
一応、妹の正体は一体誰なのか…という内容の推理もの?しかし、あまりにも都合の良すぎる展開が多いので、真面目に見てもしょうがないです。
【キャラクター性:4】
凜香が可愛い!
【画:3】
特別綺麗ではないが安定した作画。
【演出:4】
ギャグのセンスは良い。
【音楽:3】
OP、EDとも、いかにもラブコメ系ラノベの主題歌という感じの無難な曲。
【総合的な評価:2】
凜香の裸ワイシャツのシーンだけは見る価値あり。
●カンピオーネ!~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~ 【総合点:16】
【ストーリー:2】
なんか知らんけど他のカンピオーネや神が戦いを挑んでくるから仕方なく戦う…ということの繰り返し。命がけの戦いをしている割には戦う動機に乏しく、見ていて気持ちが入らなかった。
【キャラクター性:3】
女の子たちはそれなりに可愛いけど、どの子も決め手に欠ける印象。
【画:3】
バトルシーンは頑張ってる。
【演出:3】
最強の必殺技が『巨大なイノシシを投げつける』なので、演出で盛り上げようにも限界があります。
【音楽:3】
EDのイントロがかっこいい。
【総合的な評価:2】
パンチラや裸を見せるのではなく、濃厚なキスシーンでエロさを表現しようとしたのは新鮮で評価できます。
●アクセルワールド 【総合点:23】
【ストーリー:3】
世界観は凝っている。中盤以降の『能美編』は、陰鬱な雰囲気の話がやたら長々と続いたため、ちょっとウンザリしてしまいました。
【キャラクター性:4】
女の子たちがみんな可愛い!ホモ要素もあるので女性も安心です。
【画:4】
加速世界のアバターのメカメカしさが良い。
【演出:4】
バトルシーンは迫力あります。
【音楽:4】
2ndOPはノリが良くてカッコいい。歌詞も作品の内容と完璧にシンクロしています。
【総合的な評価:4】
少年漫画的なノリで楽しめる作品。後半は暗い内容だったので、2期ではもっとスカッとする内容を期待したいです。
●織田信奈の野望 【総合点:27】
【ストーリー:4】
基本的に史実に基づいた内容ながら、うまいことラノベ風に分かりやすくアレンジされていて、美少女アニメとしても楽しめるし、戦国時代に詳しい人なら「あの出来事をこう描いてきたか!」と良晴みたいな感覚でもっと楽しめます。
しかし、最後の総集編は不要でした。総集編を入れるヒマがあったら、そのぶん金ヶ崎の戦いを丁寧に描いてほしかったです。
【キャラクター性:5】
『相良幼稚園』とも呼ばれるロリキャラたちをはじめ、女の子たちは圧倒的な名花揃い。
男キャラもイケメンからおっさん、イロモノまで個性派揃いで、彼らの存在が戦国モノとしての空気を引き締めます。
キャラクターの性格などは史実通りだったりそうでなかったり様々ですが、おしどり夫婦として知られる浅井長政&お市の関係の描き方には関心させられました。
【画:5】
文句無しの美麗作画。バトルシーンの動きも凄い!
【演出:4】
信奈が杉谷善住坊に撃たれるシーンの、盛り上げた直後に落とす感じが好き。
【音楽:4】
OPは信奈の良晴に対する思い、EDは良晴の信奈に対する思いを歌っていて、二人の絆の強さが感じられます。
【総合的な評価:5】
美少女アニメとしても戦国アニメとしても最高峰。天下人となるに相応しい作品です。
●戦国コレクション 【総合点:14】
【ストーリー:1】
ほとんどの話が映画のパロディ。その元ネタになってる作品は、最初の方は武将のイメージに合わせたチョイスがされてましたが、中盤以降はそういった配慮も無くなり、完全に脚本家の自己満足になってしまいました。
蛸壺屋の同人誌みたいな内容を公式アニメとしてやってしまっているわけで、面白いかどうかという以前に、プロのクリエイターとしていかがなものか。
【キャラクター性:3】
原作に比べてかなりチープなキャラデザになってますが、それでも徳川家康、明智光秀、最上義光あたりは可愛いです。
【画:2】
何とも言えない昭和臭。
【演出:4】
脚本家の自己満足なだけあって、演出面にはこだわりを感じられることが多かった。
【音楽:2】
1stOP、EDは作品の雰囲気にまったく合ってませんでしたが、2ndOPは信長と光秀の関係をイメージした歌詞になっていて、疾走感のある曲調も良かった。
【総合的な評価:2】
最終回の『戦コレ劇場』は面白かったです。
以上が作品の評価。
そして各賞は…。
【ベストキャラクター賞】
相良良晴 (織田信奈の野望)
【ベストOP賞】
Burst The Gravity (アクセルワールド)
【ベストED賞】
潮風のハーモニー (TARI TARI)
【ベスト声優賞・男性】
江口拓也
【ベスト声優賞・女性】
北方奈月
というわけで、以上、『今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18』でした。
【ストーリー:3】
推理ものとして面白かったのは最初の2本くらい。終盤は1話完結の短編がずっと続いて物足りなかった。
中盤以降は各キャラクターの悩み等も描かれましたが、その内容があまり高校生らしくなくてリアリティに欠け、ふーんという感想しか抱けませんでした。
【キャラクター性:5】
えるという天使がここに降臨。
【画:5】
映像の質感が他作品とは別次元。
【演出:4】
推理の内容を視覚的に分かりやすく表現したり、えるの天使っぷりを神々しく演出したり。
【音楽:4】
1stOPが爽やかで好き。予告のBGMも印象に残ります。
【総合的な評価:3】
映像としては最高レベル。学園祭の楽しそうな雰囲気、奉太郎とえるの初々しい恋模様など、日常もの・ラブコメものとして見た方が楽しめるかと思います。
●TARI TARI 【総合点:25】
【ストーリー:3】
和奏が歌に向き合えるようになるまでの展開は丁寧に描かれていたが、終盤の廃校イベントはやや唐突で、強引な印象。
それでいて、『廃校になる』ということよりも『文化祭が中止になる』ということにばかり焦点が当てられていたのが何とも…。
【キャラクター性:5】
サブキャラも含め、みんないい味出してました。
【画:4】
P.A.WORKSらしい安定した作画と美しい背景。
【演出:4】
合唱部の話なだけあって、歌を効果的に使った見せ方がされていました。
【音楽:5】
作中で使われる合唱曲がとにかく素晴らしい。
【総合的な評価:4】
全体的に高水準でまとまった作品。主演のこの5人が集まったことが奇跡です。
●ゆるゆり♪♪ 【総合点:23】
【ストーリー:3】
1期に比べて百合要素が露骨になりすぎてる感があり、それが自分的には不満。
櫻子の姉に恋人がいることが発覚した時に、向日葵が「彼女さんがいるの?」みたいなことを言い出したのはちょっと引きました。
【キャラクター性:5】
相変わらずちなつは天使。りせ会長はMORE DEBAN。
【画:4】
安定してます。
【演出:3】
ちょっとワンパターンになってきたかな…。
【音楽:4】
OPよりEDが好き。
【総合的な評価:4】
面白いのは間違いないんですが、レズであることが当たり前みたいな世界観にされてしまったのは3期に向けての不安材料。
●恋と選挙とチョコレート 【総合点:14】
【ストーリー:2】
選挙関連の描写が意外としっかりしていて、皐月のエピソードが丁寧に描かれた中盤までは面白かったですが、終盤は超展開の連続で視聴者置いてきぼり、一気に評価を下げてしまいました。
【キャラクター性:2】
いてもいなくても問題無いような扱いのキャラが多い…。そしてメインヒロインの千里にまったく魅力を感じられないまま終わってしまいました。
【画:3】
原作の独特な雰囲気のキャラデザをなんとか再現しようという努力は感じられました。
【演出:2】
印象に残るものは特に無し。
【音楽:3】
悪くは無い。
【総合的な評価:2】
衣更の壮絶ないじめイベントを描いておきながら一切解決せず終わるというのはなかなかヒドイ。
●この中に1人、妹がいる! 【総合点:18】
【ストーリー:2】
一応、妹の正体は一体誰なのか…という内容の推理もの?しかし、あまりにも都合の良すぎる展開が多いので、真面目に見てもしょうがないです。
【キャラクター性:4】
凜香が可愛い!
【画:3】
特別綺麗ではないが安定した作画。
【演出:4】
ギャグのセンスは良い。
【音楽:3】
OP、EDとも、いかにもラブコメ系ラノベの主題歌という感じの無難な曲。
【総合的な評価:2】
凜香の裸ワイシャツのシーンだけは見る価値あり。
●カンピオーネ!~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~ 【総合点:16】
【ストーリー:2】
なんか知らんけど他のカンピオーネや神が戦いを挑んでくるから仕方なく戦う…ということの繰り返し。命がけの戦いをしている割には戦う動機に乏しく、見ていて気持ちが入らなかった。
【キャラクター性:3】
女の子たちはそれなりに可愛いけど、どの子も決め手に欠ける印象。
【画:3】
バトルシーンは頑張ってる。
【演出:3】
最強の必殺技が『巨大なイノシシを投げつける』なので、演出で盛り上げようにも限界があります。
【音楽:3】
EDのイントロがかっこいい。
【総合的な評価:2】
パンチラや裸を見せるのではなく、濃厚なキスシーンでエロさを表現しようとしたのは新鮮で評価できます。
●アクセルワールド 【総合点:23】
【ストーリー:3】
世界観は凝っている。中盤以降の『能美編』は、陰鬱な雰囲気の話がやたら長々と続いたため、ちょっとウンザリしてしまいました。
【キャラクター性:4】
女の子たちがみんな可愛い!ホモ要素もあるので女性も安心です。
【画:4】
加速世界のアバターのメカメカしさが良い。
【演出:4】
バトルシーンは迫力あります。
【音楽:4】
2ndOPはノリが良くてカッコいい。歌詞も作品の内容と完璧にシンクロしています。
【総合的な評価:4】
少年漫画的なノリで楽しめる作品。後半は暗い内容だったので、2期ではもっとスカッとする内容を期待したいです。
●織田信奈の野望 【総合点:27】
【ストーリー:4】
基本的に史実に基づいた内容ながら、うまいことラノベ風に分かりやすくアレンジされていて、美少女アニメとしても楽しめるし、戦国時代に詳しい人なら「あの出来事をこう描いてきたか!」と良晴みたいな感覚でもっと楽しめます。
しかし、最後の総集編は不要でした。総集編を入れるヒマがあったら、そのぶん金ヶ崎の戦いを丁寧に描いてほしかったです。
【キャラクター性:5】
『相良幼稚園』とも呼ばれるロリキャラたちをはじめ、女の子たちは圧倒的な名花揃い。
男キャラもイケメンからおっさん、イロモノまで個性派揃いで、彼らの存在が戦国モノとしての空気を引き締めます。
キャラクターの性格などは史実通りだったりそうでなかったり様々ですが、おしどり夫婦として知られる浅井長政&お市の関係の描き方には関心させられました。
【画:5】
文句無しの美麗作画。バトルシーンの動きも凄い!
【演出:4】
信奈が杉谷善住坊に撃たれるシーンの、盛り上げた直後に落とす感じが好き。
【音楽:4】
OPは信奈の良晴に対する思い、EDは良晴の信奈に対する思いを歌っていて、二人の絆の強さが感じられます。
【総合的な評価:5】
美少女アニメとしても戦国アニメとしても最高峰。天下人となるに相応しい作品です。
●戦国コレクション 【総合点:14】
【ストーリー:1】
ほとんどの話が映画のパロディ。その元ネタになってる作品は、最初の方は武将のイメージに合わせたチョイスがされてましたが、中盤以降はそういった配慮も無くなり、完全に脚本家の自己満足になってしまいました。
蛸壺屋の同人誌みたいな内容を公式アニメとしてやってしまっているわけで、面白いかどうかという以前に、プロのクリエイターとしていかがなものか。
【キャラクター性:3】
原作に比べてかなりチープなキャラデザになってますが、それでも徳川家康、明智光秀、最上義光あたりは可愛いです。
【画:2】
何とも言えない昭和臭。
【演出:4】
脚本家の自己満足なだけあって、演出面にはこだわりを感じられることが多かった。
【音楽:2】
1stOP、EDは作品の雰囲気にまったく合ってませんでしたが、2ndOPは信長と光秀の関係をイメージした歌詞になっていて、疾走感のある曲調も良かった。
【総合的な評価:2】
最終回の『戦コレ劇場』は面白かったです。
以上が作品の評価。
そして各賞は…。
【ベストキャラクター賞】
相良良晴 (織田信奈の野望)
【ベストOP賞】
Burst The Gravity (アクセルワールド)
【ベストED賞】
潮風のハーモニー (TARI TARI)
【ベスト声優賞・男性】
江口拓也
【ベスト声優賞・女性】
北方奈月
というわけで、以上、『今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18』でした。
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