今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?22
さて、『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』さんのところで開催中の企画『今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?22』に参加させていただきますよ。
今回の対象作品は12本です。
今回の対象作品は12本です。
●進撃の巨人 【総合点:27】
【ストーリー:4】
【キャラクター性:4】
【画:5】
【演出:4】
【音楽:5】
【総合的な評価:5】
キャラクターの表情や間を使った緊張感の表現が素晴らしく、30分間ひたすら見入ってしまう。作戦行動の1つ1つにしっかりとした意味があり、行き当たりばったりではない説得力が感じられるのも良い。
レギュラー以外のキャラの露骨な使い捨てっぷりや、敵の巨人の都合の良すぎる特殊能力には不満を感じることもありましたが、それらを補って余りある魅力のある作品でした。
●とある科学の超電磁砲S 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:4】
【演出:4】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
前半の妹達編はやたら長く、「まだ続くのかよ…」とウンザリすることも。
妹達編のバトル自体は良い出来で、『禁書』で同じエピソードを描いた時よりもキャラクターの心理が分かりやすくなっていたのは高評価。
後半のアニメオリジナルのエピソードは敵がしょぼくて物足りないけど、新キャラのフェブリは『超電磁砲』シリーズで最高の可愛さでした。
●Free! 【総合点:24】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:5】
【画:5】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:4】
イケメンマッチョなキャラクターたちの魅力は文句無し。最高のクオリティで描かれた水の中を泳ぐ遥たちは実に気持ちよさそうで、見ていて自分も泳ぎたくなってきます。
ストーリーについては全体的な構成は良いと思いますが、凛の心理がちょっと分かりにくかった。もっとシンプルにしても良かったのでは。
●戦姫絶唱シンフォギアG 【総合点:21】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:5】
【総合的な評価:3】
信念ブレまくりな敵キャラたち(ウェル博士は除く)、前作を中途半端に真似てるだけの演出、肩すかし連発で盛り上がりきれないストーリー展開など、問題点はいろいろありますが、一番問題だったのは、「手を繋げば誰とでも分かり合える」というのがウリの響が、ウェル博士に一度も手を差し伸べようとしなかったこと。それどころかギア装着状態の全力パンチを顔面にぶちこもうとしたこと。
分かり合いたい相手を自分の好き嫌いで選別するのなら、それは調ちゃんが言う通り「偽善者」に他ならず、前作で作り上げた響というキャラクターから説得力が完全に失われてしまいました。
そんな響の描き方も含め、全体的に中途半端な作品になってしまった。
前作の魅力であった圧倒的な勢い、攻めの姿勢がまったく感じられず、前作のファンとしては非常に残念でした。
●サーバント×サービス 【総合点:19】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:3】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
キャラデザは地味だけど、キャラ同士の関係性が秀逸。社会人なので当然と言えば当然だけど、多くのキャラがきちんと恋愛してるのも高ポイント。でもやはり全体的に地味ではある。
●ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION 【総合点:15】
【ストーリー:2】
【キャラクター性:3】
【画:3】
【演出:2】
【音楽:3】
【総合的な評価:2】
一番の見せ場だと思われる、事件の解決編である『学級裁判』は、主人公がまるで攻略本で予習してきたかのようにスイスイ~っと正解に辿り着き、視聴者が何か考える暇も無く気がついたら終わっている。
推理モノとしては極めてお粗末で、証拠が無いまま学級裁判に突入したり、犯人がしょうもない失言をして自滅するパターンが多い。
キャラクターの見た目は濃いものの、各キャラの『超高校級の●●』という設定がほとんど活かされず中身は薄い。
演出は原作ゲームの映像をコピペしてるだけで、アニメならではの面白さを表現しようという意志がまるで感じられない。
正直、評価できる要素が無いです。
●ロウきゅーぶ!SS 【総合点:19】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:3】
【総合的な評価:3】
新キャラの5年生チームのメンバーは、主役の6年生チーム以上の可愛さ。
前作と違って白熱した試合が何度も描かれ盛り上がりますが、圧倒的に強かったはずのライバルキャラが急に弱体化して主人公側が勝つ、という展開が多かった印象で、多少の消化不良感はある。
ストーリーは原作ラストまで描き切ったようで、すっきり綺麗にまとまっていました。
●きんいろモザイク 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:4】
【演出:4】
【音楽:3】
【総合的な評価:4】
キャラクターに対する愛情がひしひしと伝わってくる第1話は神。2話以降は普通の日常系アニメ。
女の子はかなり可愛いですが、百合要素が強すぎるのが自分的にはマイナス。
せっかく共学に通ってるんだから、普通の恋愛エピソードを入れてもいいと思うんですが…。
●神様のいない日曜日 【総合点:19】
【ストーリー:2】
【キャラクター性:3】
【画:5】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:2】
作画は神。ストーリー構成が酷く、原作を読んでなくても分かるくらいの端折りっぷり。最終話の尻切れトンボっぷりも酷い。そもそも1クールのアニメで原作5巻分をやろうというのが無理な話です。
●ハイスクールDxD NEW 【総合点:18】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:2】
【総合的な評価:3】
2本の大きなエピソードで構成されていますが、エロシーンにばかり時間を使いすぎて、両エピソードとも肝心のラストの回が超駆け足になってしまっている。
本来オマケ要素であるはずのエロシーンのためにメインストーリーを犠牲にしてしまうのは本末転倒でしょう。
●神のみぞ知るセカイ 女神篇 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:3】
【画:4】
【演出:5】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
え、これで攻略完了なの?と思うような微妙なエピソードが続きますが、終盤のちひろ&歩美のエピソードは素晴らしい出来。切ないストーリーもさることながら、最終話の演出は神がかっていて感動必至。まさに終わり良ければ全て良しです。
●私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 【総合点:21】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:4】
【音楽:3】
【総合的な評価:4】
コミュ障オタクJKもこっちの、痛々しくも必死に生きる姿が涙と笑いを誘う。
もこっちに小さな幸せが訪れると、見ているこっちも嬉しくなる。そんな優しい気持ちになれる作品。でも、もこっちの性格は作中ダントツでゲスである。
以上が作品の評価。
そして各賞は…。
【ベストキャラクター賞】
月読調 (戦姫絶唱シンフォギアG)
【ベストOP賞】
紅蓮の弓矢 (進撃の巨人)
【ベストED賞】
終わらないメロディーを歌いだしました。 (神さまのいない日曜日)
【ベスト声優賞・男性】
杉田智和
【ベスト声優賞・女性】
橘田いずみ
というわけで、以上、『今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?22』でした。
【ストーリー:4】
【キャラクター性:4】
【画:5】
【演出:4】
【音楽:5】
【総合的な評価:5】
キャラクターの表情や間を使った緊張感の表現が素晴らしく、30分間ひたすら見入ってしまう。作戦行動の1つ1つにしっかりとした意味があり、行き当たりばったりではない説得力が感じられるのも良い。
レギュラー以外のキャラの露骨な使い捨てっぷりや、敵の巨人の都合の良すぎる特殊能力には不満を感じることもありましたが、それらを補って余りある魅力のある作品でした。
●とある科学の超電磁砲S 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:4】
【演出:4】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
前半の妹達編はやたら長く、「まだ続くのかよ…」とウンザリすることも。
妹達編のバトル自体は良い出来で、『禁書』で同じエピソードを描いた時よりもキャラクターの心理が分かりやすくなっていたのは高評価。
後半のアニメオリジナルのエピソードは敵がしょぼくて物足りないけど、新キャラのフェブリは『超電磁砲』シリーズで最高の可愛さでした。
●Free! 【総合点:24】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:5】
【画:5】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:4】
イケメンマッチョなキャラクターたちの魅力は文句無し。最高のクオリティで描かれた水の中を泳ぐ遥たちは実に気持ちよさそうで、見ていて自分も泳ぎたくなってきます。
ストーリーについては全体的な構成は良いと思いますが、凛の心理がちょっと分かりにくかった。もっとシンプルにしても良かったのでは。
●戦姫絶唱シンフォギアG 【総合点:21】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:5】
【総合的な評価:3】
信念ブレまくりな敵キャラたち(ウェル博士は除く)、前作を中途半端に真似てるだけの演出、肩すかし連発で盛り上がりきれないストーリー展開など、問題点はいろいろありますが、一番問題だったのは、「手を繋げば誰とでも分かり合える」というのがウリの響が、ウェル博士に一度も手を差し伸べようとしなかったこと。それどころかギア装着状態の全力パンチを顔面にぶちこもうとしたこと。
分かり合いたい相手を自分の好き嫌いで選別するのなら、それは調ちゃんが言う通り「偽善者」に他ならず、前作で作り上げた響というキャラクターから説得力が完全に失われてしまいました。
そんな響の描き方も含め、全体的に中途半端な作品になってしまった。
前作の魅力であった圧倒的な勢い、攻めの姿勢がまったく感じられず、前作のファンとしては非常に残念でした。
●サーバント×サービス 【総合点:19】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:3】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
キャラデザは地味だけど、キャラ同士の関係性が秀逸。社会人なので当然と言えば当然だけど、多くのキャラがきちんと恋愛してるのも高ポイント。でもやはり全体的に地味ではある。
●ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION 【総合点:15】
【ストーリー:2】
【キャラクター性:3】
【画:3】
【演出:2】
【音楽:3】
【総合的な評価:2】
一番の見せ場だと思われる、事件の解決編である『学級裁判』は、主人公がまるで攻略本で予習してきたかのようにスイスイ~っと正解に辿り着き、視聴者が何か考える暇も無く気がついたら終わっている。
推理モノとしては極めてお粗末で、証拠が無いまま学級裁判に突入したり、犯人がしょうもない失言をして自滅するパターンが多い。
キャラクターの見た目は濃いものの、各キャラの『超高校級の●●』という設定がほとんど活かされず中身は薄い。
演出は原作ゲームの映像をコピペしてるだけで、アニメならではの面白さを表現しようという意志がまるで感じられない。
正直、評価できる要素が無いです。
●ロウきゅーぶ!SS 【総合点:19】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:3】
【総合的な評価:3】
新キャラの5年生チームのメンバーは、主役の6年生チーム以上の可愛さ。
前作と違って白熱した試合が何度も描かれ盛り上がりますが、圧倒的に強かったはずのライバルキャラが急に弱体化して主人公側が勝つ、という展開が多かった印象で、多少の消化不良感はある。
ストーリーは原作ラストまで描き切ったようで、すっきり綺麗にまとまっていました。
●きんいろモザイク 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:4】
【演出:4】
【音楽:3】
【総合的な評価:4】
キャラクターに対する愛情がひしひしと伝わってくる第1話は神。2話以降は普通の日常系アニメ。
女の子はかなり可愛いですが、百合要素が強すぎるのが自分的にはマイナス。
せっかく共学に通ってるんだから、普通の恋愛エピソードを入れてもいいと思うんですが…。
●神様のいない日曜日 【総合点:19】
【ストーリー:2】
【キャラクター性:3】
【画:5】
【演出:3】
【音楽:4】
【総合的な評価:2】
作画は神。ストーリー構成が酷く、原作を読んでなくても分かるくらいの端折りっぷり。最終話の尻切れトンボっぷりも酷い。そもそも1クールのアニメで原作5巻分をやろうというのが無理な話です。
●ハイスクールDxD NEW 【総合点:18】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:3】
【音楽:2】
【総合的な評価:3】
2本の大きなエピソードで構成されていますが、エロシーンにばかり時間を使いすぎて、両エピソードとも肝心のラストの回が超駆け足になってしまっている。
本来オマケ要素であるはずのエロシーンのためにメインストーリーを犠牲にしてしまうのは本末転倒でしょう。
●神のみぞ知るセカイ 女神篇 【総合点:22】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:3】
【画:4】
【演出:5】
【音楽:4】
【総合的な評価:3】
え、これで攻略完了なの?と思うような微妙なエピソードが続きますが、終盤のちひろ&歩美のエピソードは素晴らしい出来。切ないストーリーもさることながら、最終話の演出は神がかっていて感動必至。まさに終わり良ければ全て良しです。
●私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 【総合点:21】
【ストーリー:3】
【キャラクター性:4】
【画:3】
【演出:4】
【音楽:3】
【総合的な評価:4】
コミュ障オタクJKもこっちの、痛々しくも必死に生きる姿が涙と笑いを誘う。
もこっちに小さな幸せが訪れると、見ているこっちも嬉しくなる。そんな優しい気持ちになれる作品。でも、もこっちの性格は作中ダントツでゲスである。
以上が作品の評価。
そして各賞は…。
【ベストキャラクター賞】
月読調 (戦姫絶唱シンフォギアG)
【ベストOP賞】
紅蓮の弓矢 (進撃の巨人)
【ベストED賞】
終わらないメロディーを歌いだしました。 (神さまのいない日曜日)
【ベスト声優賞・男性】
杉田智和
【ベスト声優賞・女性】
橘田いずみ
というわけで、以上、『今期(9月終了アニメ)を評価してみないかい?22』でした。
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こんにちは、あれる様。「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の総責任者のピッコロでございます。
このたびはお忙しい中、当ブログの企画に参加して頂きありがとうございました。集計に加えさせていただきました。
なお、本日21時半からの「ネットラジオ」にて今回の企評価画の中間集計結果の発表を行う予定ですので、お時間がありましたら聴いて頂けると嬉しいです。
詳しくはこちら→http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-7366.html
最近は企画の発動が遅くなってすいません。今後も評価企画は継続する予定でございますので、次回の企画を立ち上げましたら、どうかよろしくお願いいたします。
このたびはお忙しい中、当ブログの企画に参加して頂きありがとうございました。集計に加えさせていただきました。
なお、本日21時半からの「ネットラジオ」にて今回の企評価画の中間集計結果の発表を行う予定ですので、お時間がありましたら聴いて頂けると嬉しいです。
詳しくはこちら→http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-7366.html
最近は企画の発動が遅くなってすいません。今後も評価企画は継続する予定でございますので、次回の企画を立ち上げましたら、どうかよろしくお願いいたします。
No title
ピッコロさん、また次回もよろしくお願いします。
今回の集計結果の発表を楽しみにしております。
今回の集計結果の発表を楽しみにしております。